歓喜の渦へ導かれたい

秋田の野球ファンが野球(主に巨人)について書きます。

巨人戦備忘録 4/2対中日

巨人は開幕4連勝ですね~。


今日は6-3で中日を破り開幕3連勝を決めた4/2の試合の備忘録。



・精密機械吉見一起
この試合、中日の先発は最多勝を2度獲得している右腕・吉見一起


彼は何といってもその制球力が持ち味ですが、この試合でもその持ち味を如何なく発揮。


特に3回裏に岡本和真と対戦しましたが、ここは吉見に遊ばれている印象がありました。通算で80勝を挙げているだけあり、簡単に打てる投手ではありません。岡本にはこういう投手から打つことで自信を得てほしかったんですけどね。


吉見といえば昨年の巨人戦で田口麗斗と投げ合った時、マウンドに残った踏み出す足の跡が綺麗に1つだけ残っている(=常に同じところに踏み込む再現性の非常に高いフォームで投げている)ものだから田口が刺激を受けたという話が印象に残っています。


そんな難敵・吉見を相手に先制まで許した巨人でしたが、打線が好調。


先制された直後に阿部慎之助のタイムリーで追いつくと、マギーの内野ゴロの間に勝ち越し。6回には亀井善行の活躍もあって吉見相手に6イニングで6得点と攻略に成功。


現在の巨人は先発が安定しているので勝てていますが、逆に言えば相手の先発を攻略することで勝ちが近づくわけで、実績ある吉見を相手にそれを実践できたのはチーム状態の良さだと思います。



・やっぱり代打陣がアツい
この試合も途中出場の選手が活躍。


6回裏に岡本の代打で登場したのは亀井善行。期待に応えて2点タイムリーを放ちました。


その後持ち前の走塁センスも発揮して大竹寛のスクイズをアシスト。岡本は大いに期待できる選手ですが、やはり走攻守の安定感は亀井が上です。


亀井はこの日のヒーローにも選ばれ、ヒーローインタビューでは怪我をしないようにという話をしていましたが、彼は非常に怪我の多い選手。現在のようにスーパーサブの方が生きるのかもしれません。
岡本には亀井を控えで使い続けられるよう、スタメンでしっかりと結果を残してもらいたいです。


もちろん亀井も実力的にはスタメンで文句なしの選手ですから、まだまだ岡本には負けないぞという気持ちでやってもらえるとチームも盛り上がるでしょう。



・新戦力森福が移籍後初登板
先発の大竹は6回まで2失点と好投。4点を奪った直後の7回表もマウンドに上がりましたが、平田良介のソロで3点差とされ、結局マウンドを降ります。


そして2番手としてマウンドに上がったのは福岡ソフトバンクホークスから新たに加わったサウスポー・森福允彦


最初に対戦したのは中日のルーキー京田陽太。彼をピッチャーライナーに抑えたものの直後に送球をエラー。


しかしその後は中日の代打攻勢を危なげなくかわし、移籍後初登板で初ホールドを記録しました。


森福と共にFAで加入した陽岱鋼と山口俊は開幕に間に合いませんでした。彼らが復帰して戦力が整うまで耐えることも必要になるかもしれません。澤村拓一も開幕に間に合わなかった中、森福はブルペンからチームを支えることが求められます。


ホームで迎えた初登板で緊張もあったでしょうし、ミスもありましたが、見事な初登板初ホールドで本当の意味で巨人の一員となれたと思います。これからも活躍を期待し、応援していきたいです。





今回はこんなところでしょうか。


開幕カード3連勝で本当にいい形でスタートを切ることができました。
とはいえ昨年も開幕から4連勝。それでも終わってみれば大差をつけられて2位でしたからまだまだわかりません。


阿部、村田、亀井といったベテランや、森福、マギー、カミネロなどの新戦力が活躍しましたが、今年のスローガン「新化」を本当の意味で達成するには、これから末永くチームを引っ張る若手の台頭が欠かせません。


開幕からスタメン出場を続ける岡本や、早速初登板を果たした谷岡、池田の両ルーキーを始め、若手の活躍も祈りながら応援を続けたいと思います。


それではこのへんで。