開幕カードの中日3連戦第2ラウンド。

実はこの試合、私用のため試合終盤しか見れませんでした。
あまり色々と書くことはできないんですが、見聞きした範囲で書けることを書いていきます。

・ルーキー2人が初登板
この試合ではドラフト3位で入団した谷岡竜平と4位の池田駿が一軍初登板を果たしました。

点差の開いた楽な場面というわけではありませんでしたが、それでもプロ初登板の彼らを使うあたり首脳陣の期待が大きいことがうかがえます。

谷岡は僕が帰宅する前に降板していたためその投球を見れませんでしたが、2イニングを抑えたことは高く評価できます。

将来的には先発転向も視野に入るでしょうし、長く活躍してほしい投手です。

池田は変化球を中心とした投球でした。

戸根千明、高木京介、公文克彦と巨人がドラフト指名する中継ぎ左腕は速球の力で勝負するタイプが多い印象なのですが、彼らとは違った投球で面白いのではないかと思います。

アマチュア時代に豊富な経験を積んでいるだけに、これからも厳しい場面を乗り越える投球を見せてもらいたいです。

谷岡と池田が無失点で繋いだことで逆転勝利に繋がりました。
2人にはこの初登板を自信に、巨人を支える欠かせない投手になってもらいたいです。

・代打陣がアツい
巨人の開幕一軍を見た時、代打候補として名前が挙がるのは石川慎吾、脇谷亮太、村田修一、亀井善行の4人です。

特に村田と亀井が代打で控えているというのは昨年と比べれば雲泥の差。

この試合では村田修一が活躍しました。

9回に代打で今季初出場すると早速初安打。きっちりと仕事をして代走の重信慎之介と交代しました。

この活躍がこの試合の勝利に繋がります。

村田本人には控えに回された悔しさもあるでしょうが、このような代打の仕事や、阿部やマギーに代わってのスタメン出場など長いシーズンの中でその力を生かさなければならない場面は多いはずです。
スタメンとして出続けることで疲弊して、パフォーマンスが落ちることが少なくなるのだとプラスに考え、控えならではの難しさも乗り越えてほしいなと思います。

代打陣が厚くなることによって点が欲しい場面での期待が大きくなりますし、控え選手がここぞの場面で結果を残すことでチームがより活性化することでしょう。

村田、亀井という切り札たりえる2人に加え、二軍にも実績ある片岡治大や相川亮二が控えます。
一軍の選手はうかうかできませんし、特に岡本や中井などスタメンでもアピールが必要な選手たちにとっても良い緊張感の中で戦えると思います。

昨年から一転して期待度が増した代打陣。今シーズンはチームを熱く盛り上げてほしいものです。

・やはり4番は阿部
これはもう…最高ですとしか言いようがないですね。

9回まで劣勢だったこの試合、最後にひっくり返したのは阿部の一振りでした。

外角低め、決して甘い球ではないのですが、しっかり拾って角度をつけてスタンドへ放り込んでみせました。4－2で逆転サヨナラ勝ち。サヨナラ慎ちゃんの面目躍如です。

ツイスト打法がしっかりできていてこそのホームランだと思いますし、本当に状態が良いのでしょう。今シーズンはこの調子を維持して、チームを引っ張ってもらえたらと思います。

フレッシュな選手や控え選手、そして中心選手までがしっかりと仕事をこなすことで開幕2連勝を勝ち取った巨人。今シーズンの活躍に期待を持たせて最初のカード勝ち越しを決めました。こんなことを言うのも変ですが、応援のしがいがあります。

それでは今回はこのへんで。